自転車には左折専用レーンが狭すぎる
さっき目撃しました。かりゆしアーバンリゾート那覇ホテルのすぐ南側にある泊ふ頭入口交差点の南行きの左端=左折専用レーンでのできごと。赤信号で自転車が左端に停車し、その後ろにレンタカーがいました。左折矢の青が出ましたが、自転車は止まったまま、後ろのレンタカーは前に進めずクラクションを鳴らしていました。青になると自転車は直進していきました。
帰宅して調べてみると、自転車は第一通行帯(路側帯や路肩ではなく車が走行する場所)を走行しなければならない。直進の場合もその左端の車線が左折専用レーンであってもその車線を走行し、そこから直進の青信号に従って直進しなければならない。余談だが第一通行帯の中で左端に寄って走行しなければならないとは書いておらず中央でも右寄りでも法律上は何ら問題ない(でも自転車乗りは優しいから車に気を使って左に寄っちゃうよね)。また、右折時は1車線道路であっても必ず二段階右折しなければならない。しかし二段階右折が難しい設計不良の交差点が多いことよ。
http://law.jablaw.org/rw_cross3
もちろん、後ろの車を出してやるために停止線を越えて右側の直進車線の前に出れば信号無視と走行車線の2重の意味で交通違反になる。
つまり自転車が正しかった。クラクションを鳴らした車が交通ルールに違反してることに(クラクションはむやみに鳴らしてはならない)。
左折レーン及び路側帯を広げないといけない(自転車は車道を走るのであって路側帯を走る交通ルールにはなってないのだがみんな優しいから車に気を使って路側帯を走るよな)。または全国的にも珍しい左折車先出の信号を辞めれば多少は改善する。それにしても危険な交通ルールだ。自転車を全く知らない人が作ったとしか思えない。今回の場合はまだ車の運転手がイライラするだけで済むが、車がガンガン左折する中をその左側を直進なんて危険すぎる。
たぶん、これは沖縄だけでなく全国的な問題だと思う。
地図
https://www.google.co.jp/maps/@26.222957,127.6839094,18.75z?hl=ja